コロナにアジア人が強い理由

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コロナにアジア人が強い理由は
ズバリ、免疫の差
更に言えば、食事内容の差
免疫は100兆個の腸内細菌の働き
食事は彼らの餌
彼らは肉食より菜食が好き
善玉がドンドン増える

自然治癒力を高める
この夏をいかに体力付けるか
下記コメントに医療ジャナリスト
小林正人 さんの話を載せました。

 

 

肉を食べると免疫が
低下するのか?

腸内環境を整える
ことが
免疫を向上させることは随分と知られるようになってきました。
腸内環境というのは、
腸内細菌の善玉菌と
悪玉菌のバランスによって保たれるもので、
一般には日和見菌を
除いた善玉菌と悪玉菌の割合は
2:1になっている
のが、
よい状態と言われて
います。
日和見菌については
別の機会に紹介させてもらいます。
善玉菌も悪玉菌も、やっていることは
同じで、
エサとなる栄養源を取り入れて、細胞内で代謝を行い、
不要となったものを外に出しています。
出すものが違っていて、
善玉菌は酸性物質を出すために
腸内が酸性傾向に
保たれます。
腸内は酸性化することによって健康状態が
維持されることも
あり、
善玉菌が増えやすい環境になります。
悪玉菌はアルカリ物質を出すために
腸内の酸性度が
下がっていきます。
この状態で悪玉菌が増えやすくなり、
便通が悪くなります。
要は、人間にとってよいことをしてくれるのが善玉菌、
よくないことをするのが悪玉菌と
分けて呼んでいるということです。
善玉菌と悪玉菌は
主に取り入れる栄養源が違っていて、
善玉菌は糖質
(ご飯、パン、麺類、芋類、砂糖など)、
乳製品、食物繊維となっています。
乳製品の中に含まれる乳糖が主なエサで、
食物繊維は大腸で
分解されると糖質となります。
悪玉菌が主に取り入れているのは
動物性たんぱく質と脂肪です。
肉と脂肪が多い洋食は悪玉菌が増えやすいということです。
腸内細菌の総数はほぼ決まっていて、
善玉菌が増えると悪玉菌が減っていき、
悪玉菌が増えると
善玉菌が減って
いきます。
悪玉菌が増えると
有害物質が多く作られるようになり、
これが大腸壁から血管へと入ります。
これを処理するために免疫細胞が多く働くようになり、
外敵に対して働く免疫細胞が減ることになります。
善玉菌が増えると免疫細胞の白血球が取り込んで
処理をするようになり、常に戦っている状態となります。
そのことによって
免疫細胞が強化され、
免疫力が高まっていくことになるのです。

医療ジャナリスト
:小林正人